子どもの成長を見る事で

学びにもやりがいにも繋がっています。

子どもの成長を見る事で

学びにもやりがいにも繋がっています。

Yuto Sakata

坂田 優飛

さくらのその保育園 幼児クラス担当保育士

杉の子保育会保育園に務めた経緯は?

私は保育の学校ではなく、4年制の大学に在学していました。そこではサッカー部に入っていましたが、サッカーが上手な人は沢山いて上には上がいます。サッカー選手になる夢も諦めてしまい、20歳になり成人を迎えました。「自分は将来何になろう?」と不安になったのを覚えています。私は、実は小さい時にサッカー選手になれなかったら保育士になろうと考えていた事があったのですが、サッカーの毎日で蓋をしていました。その小さかった頃の夢と向き合い、保育士になる事を決意しました。

保育士の資格を取ってからは、沢山の園を見学させて頂きました。園見学をする上で大切にしていたことが、子どもたちの姿と職員の子どもへの関わりです。どんな様子で生活しているか、子どもたちはキラキラしているかを見ていました。沢山見学した中で杉の子保育会の保育園の子どもが1番輝いて見えました。その後も他の園を見ましたが、子どもたちの姿が忘れられず求人に応募し、勤めることになりました。

現在の仕事の内容を教えて下さい。

3、4、5歳児(19名)異年齢クラスを担当しており、常勤職員で2年目になります。朝は子どもの受け入れや環境設定をし、日中は散歩や戸外遊び、雨の日は室内で保育をしています。食事の後は午睡の時間に入り、午睡中はドキュメンテーションの作成や会議、指導案の作成、書類作成といった事務をしています。午睡が明け、夕方はまた園庭や室内で保育をし、保護者への引き渡しを行います。

仕事のやりがいや苦労している点は?

私はまだ2年目で、1年目は2歳児クラスを担当していたので、幼児クラスを担当して1年目です。まだ分からないことも多く、全ての経験が初めての事なので楽しい毎日です。その中でも「子どもの姿を捉える」ことに関しては毎日苦労しています。「子どもの言葉、行動には全て意味がある」私のとても大切な考え方です。子どもは遊びの中で面白い発見や素晴らしい想像を大人に教えてくれます。また反対に、友だちとの関わりや自分の中で葛藤がある時に大人も困ってしまう時があり、なんで泣いているのだろう、なんでその行動をしているのだろうと分からなくなってしまう時があります。行動の背景や原因を探しても見つからないことは沢山あり、日々子どもと過ごしていると自分の保育はこれでいいのかな、あの子への関わりは合っているのだろうか、不安になる事があります。苦労していますが、最近はこの苦労がやりがいに繋がっていると気づいてきました。

子どもの姿を捉え子どもと関わっていく中で、子どもが葛藤を乗り越えたり、成長を身近に見る事ができたりします。子どもの姿を捉えた上で、大人の考え方や関わりを変えると子どもの姿にも変化が生まれる事があり、子どもが成長したり、葛藤を乗り越える力が養われたりする事もあります。子どもの成長を見る事で学びにもやりがいにも繋がっており、苦労している所があるからこそやりがいに感じています!

保育園へ就職したい人へのメッセージをお願いします。

今保育園に就職して大変なことも沢山あり、もう疲れたと思うこともあります。そんな時に子どもの顔を思い浮かべて保育園に行くと、子どもたちが笑顔で迎えてくれたり、「待ってたよ!」と嬉しそうにしていたりします。「保育園に就職して良かったなぁ」と感じます。
自分を信じて頑張ってください!