職員インタビュー

職員インタビュー

杉の子保育会で働く職員が、ここに来るまでと、今ここで向き合っていることについて語っています。
職務、職責の違う人達が協力しながらどう私達の組織を創っているか、その一部をご覧下さい。

下髙谷 美智子

Michiko Shimotakatani下髙谷 美智子

烏山杉の子保育園 地域支援リーダー保育士

迷った時にはチームでアイディアを出し、
色々な方法を試していけるのが保育園のいいところです。

杉の子保育会保育園に務めた経緯は?

むかしから小さい子と関わることが好きで保育士として働きたいと思っていました。そして当時住んでいた自宅から近く、保育方針が気になっていた烏山杉の子保育園を見学した時に、園の雰囲気や(第二のおうちみたい!)、子どもたちが元気で伸び伸びと遊ぶ姿、職員の方の明るさに引かれて就職しました。

現在の仕事の内容を教えて下さい。

新卒から働き、様々な年齢のクラス担当をもち、そして3回の産休育休を取得しながら乳児主任、幼児主任を経験し、現在地域支援リーダーとして働いています。勤続年数20年目になります。
地域支援リーダとして一時保育担当をしながら、卒園児UFOクラブ担当、地域交流活動計画担当を兼任しています。
一時保育では曜日ごとにメンバーが違うお子さんとそこにプラスしてスポット保育で通うお子さんをお預かりしています。曜日によってクラスの雰囲気も違い毎日「今日はこの子が来るからこんな遊びをしよう!」などとデイリープログラムを立てて楽しく安全に過ごせるようにしています。園として地域で子育て中の皆さんをサポートしていきたいと考えています。
卒園児UFOクラブでは、杉の子保育園を卒園した小学生を対象に月に1~2回程度集まる会を企画しています。子どもたちが幼い頃一緒に生活していた懐かしい友だちと顔を合わせて、楽しい時間を過ごしたり、息抜きしたり出来るような場になってくれたらと思って活動しています。

保育風景

仕事のやりがいや苦労している点は?

仕事のやりがいは、子どもたちの"できた"を傍で見守り一緒に喜びを感じることです。小さな子どもたちは日々色々なことを吸収し成長していきます。寝返りが出来た!歩けるようになった!ジャングルジムに登れた!お手紙ごっこで字が書けるようになった!などたくさんの"できた"を見てきました。子どもたちが毎日生活している保育園でその時自分がどう関わったらいいのか?どのような声を掛ける?環境設定はどうしたらいいかな?と一人ひとりの育ちにあった援助について日々職員間で話し合い考えながら子どもたちと関わっています。その中で子どもたちが成長していく姿や"できた"と喜ぶキラキラの笑顔を見られた時に保育士をやっていてよかったと思います。時にはどんな対応をしたらいいのかな?と迷うこともありますが、チームでアイディアを出して色々な方法を試していけるのが保育園のいいところです。これからも子どもたちの"できた"を増やしていけるように関わっていきたいと思います。

保育園へ就職したい人へのメッセージをお願いします。

まずはお気軽に園見学にお越しください。園の雰囲気、子どもたちの様子を直接感じてみてください。子どもと関わる仕事は自分自身も成長させて貰えます。興味ある方は保育体験もどうぞ!

遠藤 亜美

Ami Endo遠藤 亜美

池尻かもめ保育園 副主任保育士

子どもたちから学ばせてもらえることは
どれも楽しくて、奥が深くて、輝いています。

杉の子保育会保育園に務めた経緯は?

以前は都内にある別の保育園でパート職員として勤めていましたが、もっと子どもたちの近くにいたい、もっともっと深く関わりたいという気持ちが増し、正規職員になろうと決意しました。ちょうどそのタイミングに知人を通して池尻かもめ保育園との御縁を頂き、『ここで頑張りたい』と強く感じ入職させて頂きました。

現在の仕事の内容を教えて下さい。

現在勤続7年目になります。
今年度より、0才児フロアの副主任として務めさせていただいています。
0才児クラスの担当職員と共に日々子どもたちの保育をしながら、シフト制作、書類確認などの事務仕事、行事や各係の統括も担います。
何よりも、他フロアの副主任、主任、園長と情報共有を密に行い、園として大切にしたいことに立ち返りながら、ひとつひとつのトピックに対して向き合えるよう心がけています。

保育風景

仕事のやりがいや苦労している点は?

私は、日々子どもたちの姿を見守り関わる中で、表情の変化、行動の変化、言葉の変化、関わりの変化(他者・自然物・物等全て)、、、
さまざまな変化を肌で感じながら、それがその子にとってどのような成長なのか、何がきっかけで育まれたものなのかを探り、また関わりを深めていく、、、という"日常"がとても好きです。
『わぁ…!』と新しい発見に目を輝かせる姿も、『むむむ…』と何かに悩む姿も、どんな瞬間にも子どもたちは心を大きく動かしていて、そんな眩しい姿に立ち会えることに心から感動しますし、子どもたちとの日常を通して"自分にできることは何なのか"を考えることにやりがいを感じます。

職員間で『◯◯くんがこんなことを発見していたよ!』『□□ちゃんが△△ちゃんに対してこんな風に声をかけてあげていたよ!』などと、子どもたちの姿を和気あいあいと共有する瞬間も、保育者として学びになり、共感し合えることでホッと心が軽くなる大切な時間だと感じています。
どんなときでも、職員同士"チーム"として想いを伝え合える関係性でいられるよう、そういったコミュニケーションを大切にしていきたいと思っています。

保育園に就職したい人へのメッセージをお願いします。

「子どもたちが『大人になるって楽しそう!』と未来に希望を抱くためには、身近な大人が楽しそうじゃなきゃね!」
と、入職した当初に園長が言ってくれました。
本当にその通りだなと感じ、身近にいる大人として、自分自身がちゃんとこの仕事を楽しんでいたい!と心に刻んでいたら、子どもたちのみている世界がどんどん魅力的に感じ、どんどん『入れて欲しい!』と感じ、どんどん『もっと知りたい…!』と感じ、どんどん没頭している自分がいました。
子どもたちから学ばせてもらえることはどれも楽しくて、奥が深くて、輝いています。
そんな保育士という仕事を、誇りを持って選択してくれる仲間が増えたら、とても嬉しいです!

坂田 優飛

Yuto Sakata坂田 優飛

さくらのその保育園 幼児クラス担当保育士

子どもの成長を見る事で
学びにもやりがいにも繋がっています。

杉の子保育会保育園に務めた経緯は?

私は保育の学校ではなく、4年制の大学に在学していました。そこではサッカー部に入っていましたが、サッカーが上手な人は沢山いて上には上がいます。サッカー選手になる夢も諦めてしまい、20歳になり成人を迎えました。「自分は将来何になろう?」と不安になったのを覚えています。私は、実は小さい時にサッカー選手になれなかったら保育士になろうと考えていた事があったのですが、サッカーの毎日で蓋をしていました。その小さかった頃の夢と向き合い、保育士になる事を決意しました。

保育士の資格を取ってからは、沢山の園を見学させて頂きました。園見学をする上で大切にしていたことが、子どもたちの姿と職員の子どもへの関わりです。どんな様子で生活しているか、子どもたちはキラキラしているかを見ていました。沢山見学した中で杉の子保育会の保育園の子どもが1番輝いて見えました。その後も他の園を見ましたが、子どもたちの姿が忘れられず求人に応募し、勤めることになりました。

現在の仕事の内容を教えて下さい。

3、4、5歳児(19名)異年齢クラスを担当しており、常勤職員で2年目になります。朝は子どもの受け入れや環境設定をし、日中は散歩や戸外遊び、雨の日は室内で保育をしています。食事の後は午睡の時間に入り、午睡中はドキュメンテーションの作成や会議、指導案の作成、書類作成といった事務をしています。午睡が明け、夕方はまた園庭や室内で保育をし、保護者への引き渡しを行います。

保育風景

仕事のやりがいや苦労している点は?

私はまだ2年目で、1年目は2歳児クラスを担当していたので、幼児クラスを担当して1年目です。まだ分からないことも多く、全ての経験が初めての事なので楽しい毎日です。その中でも「子どもの姿を捉える」ことに関しては毎日苦労しています。「子どもの言葉、行動には全て意味がある」私のとても大切な考え方です。子どもは遊びの中で面白い発見や素晴らしい想像を大人に教えてくれます。また反対に、友だちとの関わりや自分の中で葛藤がある時に大人も困ってしまう時があり、なんで泣いているのだろう、なんでその行動をしているのだろうと分からなくなってしまう時があります。行動の背景や原因を探しても見つからないことは沢山あり、日々子どもと過ごしていると自分の保育はこれでいいのかな、あの子への関わりは合っているのだろうか、不安になる事があります。苦労していますが、最近はこの苦労がやりがいに繋がっていると気づいてきました。

子どもの姿を捉え子どもと関わっていく中で、子どもが葛藤を乗り越えたり、成長を身近に見る事ができたりします。子どもの姿を捉えた上で、大人の考え方や関わりを変えると子どもの姿にも変化が生まれる事があり、子どもが成長したり、葛藤を乗り越える力が養われたりする事もあります。子どもの成長を見る事で学びにもやりがいにも繋がっており、苦労している所があるからこそやりがいに感じています!

保育園に就職したい人へのメッセージをお願いします。

今保育園に就職して大変なことも沢山あり、もう疲れたと思うこともあります。そんな時に子どもの顔を思い浮かべて保育園に行くと、子どもたちが笑顔で迎えてくれたり、「待ってたよ!」と嬉しそうにしていたりします。「保育園に就職して良かったなぁ」と感じます。
自分を信じて頑張ってください!

山本 雄太

Yuta Yamamoto山本 雄太

経堂保育園 調理師

「おいしかったー!」の声を聞くと
どんな疲れも吹き飛ぶくらい嬉しくなります。

杉の子保育会保育園に務めた経緯は?

調理師としての知識と腕を磨くために故郷の北海道を離れ上京し、レストランで働いていました。調理だけでなく接客や大きなパーティーの催しなどにも関わらせてもらうなど様々な経験をする事が出来たのですが、多忙を極め体調を崩してしまい辞めてしまいました。
次の働き先を探していたある日、自宅で過ごしていると隣にある小さな保育園の園庭から子ども達の楽しそうな声がありました。心が疲れている中で聞こえる子どもの無邪気な声が自分を癒してくれている事に気付きました。それまでは自分の事だけを考えて進路を決めていましたが、自分の培った技術を活かした仕事として、これからの未来を担っていく子どもの命を育てる手助けをしたいとおもうようになり、募集のあった経堂保育園で働かせてもらう事になりました。

現在の仕事の内容を教えて下さい。

給食調理員として離乳食、幼児食、アレルギー食等の調理業務をはじめ、食材や備品の発注、旬の食材や栄養のバランスを考えながら栄養士と一緒に献立を組んだり、子どもと一緒に野菜の栽培やクッキングなどの食育活動をしています。

保育風景

仕事のやりがいや苦労している点は?

コロナ禍が続き、子どもとの関わりが難しくなりました。私自身楽しみで毎週のように行なっていたクッキング活動や一緒に食事をする事が出来なくなり、やりがいを見失いそうになるくらいの未曾有の出来事でした。今も子どもが食に興味を持ってもらえるきっかけをどのように作れば良いのかを模索しているところです。子ども達の様子が見えづらくなり、それでもいい匂いに誘われて「なにつくっているの?」と様子を見に来てくれたり「おいしかったー!」と元気な声で下膳の時に声を掛けてくれるとどんな疲れも吹き飛ぶくらい嬉しくなります。美味しいと喜んで食べてもらえるように子どもの声を反映しつつ給食スタッフ全員で知恵を出し合い献立を組み、命の基盤をつくる事をやりがいに責務を持って調理をしています。

保育園に就職したい人へのメッセージをお願いします。

保育園で働かせてもらい今年で14年目になりますが、日々新しい発見や気付きを子ども達から沢山もらい飽きる事なく働いています。可能な限りはこの仕事を真っ当したいと思うくらいとても魅力のある仕事だと思います。子どもの命を預かるというとても責任のある仕事ではありますが子ども達と一喜一憂、共に楽しんで成長できる環境なので是非候補の一つとしていただけたら幸いです。

ページ先頭へ